【ポケモンSV S11 使用構築】鉢巻ラオスガチ対面【最終406位 R2011】
S11、お疲れさまでした~!
今期はインフレしており、これでレート2000乗らなかったらガチで引退を考えていましたが、無事乗せることができて安心しました。
今回の構築は配信で最高19連勝した最強パーティーをちょっといじって使ってみました。結果的に勝率は8割以上で、かなり強いパーティー(というか個体)だったと思っています。
構築経緯
2シーズン連続でドラパバトン構築を最終日は使っていましたが、ガチグマの参戦、それにともなう毒菱の増加などが原因で機能しづらく、今期は使うのを諦めました。
上と同じ理由でサイクルもかなり腕が入りそう、展開もライドバトンしか思い浮かばない、ということで今回はガチガチの対面構築です。
構築の軸は最強の鉢巻ウーラオスです。受かるポケモンがほぼいません。
あまり知られていませんが、テラス水流連打でキノガッサすら高乱数で落とせます。
環境にちょいちょいいた初手AS飛行カイリューもワンパンできます。(最終日もテラスを切ったカイリューをワンパンして1ターン降参もらいました)
初手に鉢巻ウーラオスを通す上で、弊害になってくるのは、
主に水ウーラオスミラー、ハバタクカミ、型がわからないパオジアン、テラスがわからないガチグマです。
これらに強いポケモンを模索したところ、HBゴツメハバタクカミが使用感良く馴染みました。
また、よくある展開として、1体目を倒す→カイリューが出てきてりゅうまいを積んできます。
カイリューが水流連打を受かってないケースがほとんどなので、イージーWINできますが、スケショ5発などで突破されると裏次第では詰んでしまうので、ダメージをみてASのスケショ型だと判断した時に切り返せるスカーフ最速ミミッキュを入れました。
また、環境が物理に寄っていたこと、電磁波が飛び交う環境だったこと、鉢巻ラオスが止まってしまうゴツメカイリューへの回答、強い特殊がカミ・ツツミ・ガチグマ・イーユイくらいで、それらに選出画面で圧がかけれる・・・そんな神ポケであるグローブHABテツノカイナを採用しました。
あとは、ウーラオスが出しづらい時の先発要員かつ相手のウーラオスに強い&眼鏡カミに気持ち強い耐久調整竈オーガポン、ハマると無限に強い弱点保険カイリューを採用し、パーティーが完成しました。
配信で19連勝していたパーティーは、初手で弱点保険カイリューor炎ポンorウーラで1.5体持っていき、ミミッキュでトリルして、裏のガチグマかカイナで詰めるものでした。
ただ、ガチグマの選出率が0%かつ、トリルせずともカイナが強いことから、いっそのことミミッキュを起点阻止要員に変えました。
個体紹介
ウーラオス@こだわり鉢巻
A252(+)-B4-S252 水テラス
ガチの最強。
キノガッサをワンパンしたかった、耐久に振っていないカイリューに負荷をかけるためにA特化。
特化することで最速コノヨのいのちがけがケアできないが、
最終盤はほぼいなかったのと、後述のハバタクカミが役割対象だったので準速。
Sを落としてスケショ確定耐えまで耐久を上げたかったけど、時間がなく断念。
ただ、悪ウーラオスも同速ゲーだが水流連打でワンパンできるし、後述のカミの電磁波とも相性が良いので、一長一短。
ハバタクカミ@ゴツゴツメット
H132-B252-S124(+) 水テラス
Sは準速パオ抜き。調整はS9 22位の方のをお借りしました。
相手の思考をバグらせる神。
エナジーが発動しないことから、相手に眼鏡の圧力をかける。
原案はムンフォ、ちょうはつ、でんじは、いたみわけだが、
爆増していたハッサムにイージーウィンできる、ガチグマに対してもマジフレ→いたみわけで五分五分に戦える、メガネだと思って受け出しに来たスカーフサフゴにも抗えるマジフレを採用した。
これが大正解で、ありとあらゆるポケモンに対して強く出れた。
現環境は初手グローブラオスはほぼいなかったため、襷で突っ張ってくるラオスを簡単に返り討ちにできたし、ふいうちを打ってくるパオすらテラス切らずに対面突破。あまりに強すぎたポケモン。
テラスを切ってしまった場合、カイリューのしんそく・スケショが入ってしまうが、ミミッキュを同時選出していることが多いので、楽に切り返せる。
電磁波はウーラオスより早いポケモンに対してうち、ウーラオスの水流連打の通りをよくする目的で採用している。(電磁波は本来そういう目的で使ってほしい・・・)
テツノカイナ@パンチグローブ
H76-A156(+)-B252-D4-S20 フェアリーテラス
特化カイリュの地震2耐え。前期62位の方の調整をお借りしました。
構築の要と言っていいレベル。
カイナに対しての対策があまりにも薄い構築ばかりで、
実は選出率は一番高かったかもしれない勝ち馬。
対物理で負けることはほぼないため、対面性能が非常に高い。
また、終盤鋼テラスカイナが流行っていたことから、この構築で重いカミの選出を気持ち抑えられるメリットもある。
この構築では剣舞を打つ機会は1回もなかったので、からげんきかヘビボンでも良いかも。
ミミッキュ@こだわりスカーフ
H4-A252-S252(+) フェアリーテラス
最終日急遽変えた枠。
水ラオスと合わせて竜舞スケショ型のカイリューに強く、鉢巻ラオスでカイリューに水流連打するとASの場合6割ほど入るので、
その場合はミミッキュに引いてスカーフトリックをすると、スケショorしんそくを交わしつつ、アイヘで固定できるので、ウーラオスバックが安定となる。
H244振りカイリューであれば、+1しんそくをウーラオスが受かるので、そのまま水流連打を打てばよい。
カイリュー@じゃくてんほけん
H244-B60-C204(+)-S(-) 鋼テラス
カイリューの特化鉢巻逆鱗をほぼ耐え
諸説枠。
初手の悪ラオス、ガチグマ、ランドロスに対しても強く出れる特殊型。
構築で重いイーユイ、ドクガのことを考えると物理型の方が良いかもしれない。
が、刺さる相手には一匹で試合を終わらせるため、強い。
オーガポン@竈の面
H220-A100(+)-B164-D4-S20
特化水ラオスのテラス水流連打をほぼ耐え
出して損することがない頼れるポケ。
カミが当然のように重いので、眼鏡カミに破壊されそうな空気を感じたら出す。
もちろんカミがいなくても、ウーラオスに対面勝てるので安定感がある。
選出
基本選出
先発
後発
ミミッキュor竈ポン、カイナ
鋭い人なら勘づくかもしれませんが、ドヒドorドクガチオンみたいな構築は今回切っています。竈ポンの枠をどくタイプにしても良かったかも?
受けループはヘイラッシャに鉢巻雷パンチを1回当ててテラスを切らせつつ、特殊カイリューに引いてじわれをかわしてエアスラで突破。という感じの雰囲気でやってました。(勝ったけど、ドヒド出てきたらどうすんの問題)
あとがき
今回勝率もかなり良くて強い構築だとは思っていましたが、
環境に多いとわかっていても対策しきれなかった毒絡みや受けに対する回答が見つけられず、自信がなくてレート2000乗った時点で潜るのをやめました。
思考停止で強いポケモンで固めてゴリ押しただけになってしまったのは反省。
ただ、ポケモン引退は阻止できたので良かったです。(配信はいつも人少ないので動画勢に戻ろうか悩み中)
いつものことながら、ほぼすべての配信を見て、上位の対戦相手の構築をほぼ把握はしていましたが、S11に関しては突出した構築(奇抜なという意味で)がなく、構築を自分で作らないといけなかったので苦労しました。
現時点で公開されている構築記事を見ていても、練度と腕がいる構築ばかりが上位に残っている印象なので、より実力ゲーなシーズンだった気がします。(というかSVになってギミック系はほぼ勝ち残れない?)
次回も勝ち残れるように頑張ります!
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