【ポケモンSV】S4構築記事「固定選出弱点統一パ」【最終538位/レート2008】
シーズン4もお疲れさまでした!
自分としては3期連続でレート2000載れたので満足の結果でした。
が、最終日に調整したパーティーが最終日18戦2敗で勝率9割を叩き出しので、
もっと早く組めれば上位に食い込んでいたかもと思うと悔しい気持ちもあります。
ちなみに最終日ずっと潜ってたサブロムは、適当に組んだパーティーで50000位になりました(笑)
まじで構築ゲーだなとつくづく感じます。
※参考:最終日の戦績
構築経緯
今期はシーズン通してドラテカイリュー軸をひたすら使い続けていました。
サイクルパは相手の知識・思考・謎テラス等に左右され安定しないと考えているので、ドラテカイリューは対面構築っぽいので自分好みでした。
最初はマスカーニャで毒菱を撒き、ドラテカイリューで荒らすという構築でしたが、
パラドックスポケモンや厄介な天然勢に対しては毒菱が有効なものの、
毒タイプ入りの構築に出しづらい、サフゴ・ドドゲザン・カイリュー・ロトムといった
環境上位ポケモンに対して有効でない点が厳しいと感じていました。
そこで、毒菱は諦めてドラテと相性が良いステロにすることにし、
ワンパンされることがほぼない安定したステロ撒きを探していたところ、
ロゼルコノヨザルが該当したため、カイリューとともにずっと使い続けていました。
また、カイリューが荒らした後に裏から3タテするポケモンが欲しかったので、
1舞+ステロで受かるポケモンがほぼいない竜舞トドロクツキをエースにして、
基本選出が完成しました。
ドラテカイリューは、フェアリーテラスの積みポケモン(主にカイリュー、ドドゲザン)に弱く起点にされがちです。
そのため、しばらくはゴツメ持ちのドラテ/地震/アンコール/はねやすめで、
相手が起点にしようとしてきたらアンコールで縛るという動きをしていましたが、
それ以上に本来毒菱で見ていた天然ポケモンの状態異常技(主にあくび)が辛くて思うように動けませんでした。
そこで、状態異常にも強く、フェアリーテラスやワンパンされがちなハバタクカミにも強くなるように、アイアンヘッド/みがわりを採用したところ、これがめちゃめちゃハマり、イージーWinを連発してくれました。
構築コンセプト
■コノヨザルでステロを撒き、ドラテカイリューで荒らし、トドロクツキで〆る。
→ほぼこの3体しか選出していませんでした。
■相手の構築に左右されず、やりたいことを通す。
→S4は流行の構築がないように感じていたので、メタを張るのではなくてこれが良いと思いました。
■弱点をあえて一貫させることでテラスタルのメリットを最大限活かす。
→S2で結果を残した時に得られた考え方です。後述します。
ポケモン紹介
コノヨザル@ロゼルの実
ようき まけんき
H207(172)-A136(4)-B109(68)-C×-D128(124)-S140(140+)
【調整意図】
H:16n-1
HB:なるべく高く。特化マスカーニャの鉢巻じゃれつくが60.8~71.4%
HD:臆病テツノツツミ水テラドロポン確定耐え
臆病ハバタクカミ妖テラムンフォ→鋼テラス後もう一度耐え
(=襷持ちで妖テラを切られた場合でも対処可能)
S:準速セグレイブ抜き
【解説】
本構築のMVP。あまりにも強すぎるポケモン。環境にマッチした自慢の調整です。
今期は相当メタられそうと思いましたが、このコノヨザルには最強でした。
終盤になるにつれ、ハバタクカミ対面で襷を警戒して一度ゴツメアマガに引く、
もしくは初手トンボルチェンからのカミ着地が多かったですが、
それでも余裕でムンフォを耐え、テラスを切らずに数々の神様を葬りさりました。
ロゼルを消費した後に鋼テラスでフェアリー技を耐えるのがオシャレポイントで、
被弾回数が多いと強くなるこのポケモンには最適だったと感じます。
技構成は色々試しましたが、
憤怒、ステロは固定。無振りツツミをワンパンできるインファイト。
最後にミミッキュ、カイリュー、襷持ちに強くなれる岩石封じで落ち着きました。
コノヨミラーはSの関係上勝つことはできないので、
ステロ→1回憤怒で殴った後(命懸けケア)に、裏のカイリューに引いて流します。
カイリュー@たべのこし
わんぱく マルスケ
H197(244)-A154-B145(132+)-C×-D120-S117(132)
【調整意図】
H:4n+1
S:S116振りカイリュー抜き抜き調整 (カイリューにアンコール入れてた時の名残り)
【解説】
様々な試行錯誤の上、生まれたヤバイやつ。いつもカイリューは相棒。
ミラーで気まずい相手のドラテカイリューに対して上からドラテが通る。
ロトムはほぼ鬼火から入ってくるのでみがわり→はねやすめでみがわりを残したまま、
ドラテを打てるのでかなり有利になる。(↑の調整意図のようにイカサマを2耐え)
アイアンヘッドを採用することで、無振りでもハバタクカミが落ちるので、
マルスケが残っている時はテラスを切らずにアイヘで倒すこともあった。
地震がないことで鋼(主にドドゲザン)に弱くなるが、そもそもカイリューで倒す必要がないし、フェアリーテラスドドゲザンをたくさんカモった。
唯一ネックなのは、相手の選出次第では試合時間が長くなりがちなところ。
余談ですが、ドラテ/じしん/しんそく/はねやすめ カイリューも結構強かったです。
トドロクツキ@ブーストエナジー
いじっぱり
H181(4)-A210(252+)-B105(108)-C×-D122(4)-S157(140)
【調整意図】
A:振り切り。ステロ込みでH252カイリューが確1
B:余り
S:最速コノヨ抜き
【解説】
積みエースで最強だと思っているポケモン。
メジャーなのが飛行テラスということもあって、格闘・地面技を打たれないのが強い。
ラス1イダイナキバ対面は、テラスを切らずに竜舞→相手は鋼テラスを切ってビルドアップ、こちらが鋼テラスを切り上から地震→相手はアイススピナー、という動きをみんなしてくれるのですべて択勝ちした。
上から打つアイアンヘッドはバグ技で、命中100%の上にひるみワンチャンも狙えるのがずるすぎるので、困ったらアイヘ押せば勝てる。
他ポケモン(ほぼ出さないので割愛)
キョジがいたら。でもカイリューだけで勝てたので諸説。
特殊方面の積みアタッカーがこいつくらいしか思い浮かばない・・・。選出1回。
・テツノツツミ
カイリューがドドゲザンに弱いので格闘テラスで採用。
襷だと火力不足感が否めなかったので珠。
理由は忘れたけど1回だけ出して無事相手のパーティーを破壊しました。
ヘイラッシャの選出を抑えるマスコットでもある。
・マリルリ
置物。セグレイブが出てきてほしくないので一応入れておいた。
みがわりアンコール型もいたのでヘイラッシャの選出を抑えたかった。選出0回。
動かし方
コノヨ→カイリュー→ツキの順番に出すだけ。
コノヨザルは最強なので雑に切らずに残しておくことも多々。
3匹はフェアリーが絶望的に一貫しているので、誰に鋼テラスを切るのかが重要。
鋼タイプの弱点は、格闘はカイリューとコノヨが、炎はカイリューとツキが、地面はカイリューが、ケアしてくれるのでそれも念頭に置いておく。
注意が必要なポケモン
・対カバルドン
あくびに合わせてみがわりできればほぼ勝ち試合。
コノヨザルが倒されてカバより先にカイリューが出てると食べ残しがバレるので、
択が発生するのがちょっとめんどくさい。
・対セグレイブ
ステロダメ+ドラテで処理は可能だが、カイリューがテラスを切らされるので厄介。
ツツミとマリルリがいるので選出は抑えられた印象。
・対テツノツツミ
BE型はドラテで流してトドロクツキで舞えばOK。
初手はBEが発動しなければ襷か眼鏡なので、コノヨが岩石から入って勝ち。
・対ヘイラッシャ
正直キツい。こいつ自体はキツくないが、一緒に選出されているセグに対して、
カイリューがテラスを切らされるので、じわれが通るようになってしまう。
キョジと共にじわれを覚えさせてはいけなかったポケモン。
・対剣舞ドドゲザン
ラス1に残りがちなドドゲザンが剣舞持っているとキツい。
最終日は鬼のふいうち択をすべて勝ちきってコノヨのインファイトで沈めた。
(ふいうち択は、配信で話していたテクニックでほぼ負けたことがない)
さいごに
今期はギリギリ2000に滑り込みましたが、その分1ROM特攻となってしまい、
2000達成後は潜れませんでした。
このパーティーは弱点が一貫してますが、それゆえにテラスの強み(一発逆転)を活かせるのが良いなと思いました。
S2で結果を出した時は、コノヨ、ミミ、サフゴのほぼ固定選出だったのですが、
サフゴでノーマルテラスを切ることで霊の一貫がなくなり、3匹の相性が良かったのを覚えています。
相手視点、弱点タイプが一貫していると心理的に押したくなるのもわかります。
剣盾の時は統一パで潜ってましたが、その時の経験が活きているのかもしれないと思うと嬉しい(独り言)
配信では中々勝ちきれないシーズンで、良い構築を紹介できなかったのが反省ですが、
来シーズンは色々試してヒントになるポケモンをご紹介したいと思ってます!
上位勢は構築相談・共有してるのが羨ましいので、配信で皆さんと情報交換できたら嬉しいです!